VRエンジニアとは、仮想現実のコンテンツを制作、設計するエンジニアのことです。
IT業界はさまざまな分野で新しい技術が発展していますが、特にVR技術の進歩と普及は目覚ましいものがあります。
たとえば、ゲームや動画配信のジャンルでは、多くのメジャー企業がVRコンテンツを提供していてユーザーも急速に増えています。
今までにはない没入感を得られることから、今後さらに普及が進むでしょう。
また、ゲーム分野だけでなく、幅広いシーンで利用が進められています。
たとえば、不動産の物件紹介や医療現場、企業の社員教育といった場所です。
まだまだ活用できるアイディアと技術の余地が十分にあるので、ニーズは相当高くなっていくでしょう。
当然、そのニーズの高まりに応じてVRエンジニアの需要も増えていくことになります。
さらに、現在広まってきている5Gにより遅延のほとんどない通信環境ができれば、遠隔操作での医療行為や機器の操作、検査などが可能となります。
そこで必要となるのがVRなので、オンライン分野を扱えるVRエンジニアの需要も高まるでしょう。
こうしたニーズの上昇の割には、IT業界にはまだVRエンジニアは少ない状況です。
そのため、未経験からであってもチャレンジしやすく、仕事を見つけやすいというメリットがあります。
今後新しい技術がさらに開発されていくので、最先端の技術を身に着けて活用するという楽しさも感じられる、非常に将来性のある仕事といえるでしょう。